研究開発事業

試験管を蛍光灯に照らしている様子

研究の目的

オリジナル代替飼料の開発やアクアポニックスの研究開発を行い、陸上養殖の可能性を追求します。

研究テーマ

其の一

アクアポニックス

アクアポニックスとは水産養殖と植物栽培を組み合わせた持続可能なシステムです。環境負荷を軽減しつつ高品質な野菜や果物を提供することを目指します。

新たな農業の未来を切り開くために挑戦をしていきます。

其の一

アクアポニックスの仕組みの簡易図
水槽で飼育されたクロコウナギ

魚が出すアンモニアをバクテリアが硝酸塩に分解します。硝酸塩は植物にとって重要な栄養素です。

植物が水中の栄養素を吸収して成長します。植物の根が水を浄化し、魚のタンクに戻ります。

この循環システムは魚と植物が互いに支え合い、効率良く育つことができます。


水質の管理や魚と植物のバランス、栽培可能な植物を研究していきます。

其の二

飼料の開発

私たちは飼料の開発に取り組みます。目指すのは、品質の向上、魚の生育速度の加速、そして歩留まり率の改善です。

新しい飼料は、栄養バランスを最適化し、魚の健康を促進するとともに、生産効率を高めることを目指します。

其の二

給餌している様子
機械を使って餌を練っている様子

ねり餌は、材料の配合割合を自ら調整できるため、最適な栄養バランスを研究します。

最近では上里町と協力し、特産物を組み合わせた栄養価の向上と風味の改善を図っています。

地元産の素材を活用することで、地域経済にも貢献しつつ、より健康で美味しい魚の育成を目指しています。

其の三

うなぎの香り

香りはうなぎの味わいを左右する重要な要素であり、より魅力的な香りを実現することで、消費者に更なる満足を提供したいと考えています。

最新の技術と素材の研究を駆使し、自然で豊かな香りを引き出すことで、うなぎの品質向上と美食体験の向上を目指します。

其の三

飼育タンクを泳ぐうなぎ
並んでいる試験管

うなぎの香りは餌だけでなく、飼育環境や水質など多くの要素によって影響されます。

そのため、我々は餌の配合に加え、環境管理や水質調整にも力を入れています。


より豊かで自然な香りを引き出し、うなぎ本来の味わいを最大限に引き立てることを目指しています。高品質なうなぎを提供するための取り組みに、ぜひご期待ください。

お問い合わせ

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