陸上養殖事業
上里halk
平沼水産上里養殖場を機能・役割の頭文字から「上里halk(ハルク)」と命名しました。
- Hydroponics(水耕栽培)
- Aquaculture(水産養殖)
- Laboratory(研究室)
- Kitchen(厨房)
事業場がある場所
上里町は、群馬県との県境に位置し、自然豊かな田園風景と神流川が流れる美しい地域です。町内では新鮮な野菜や果物などの特産品が豊富で、地元の直売所では季節の味覚を楽しめます。また、歴史的な神社や寺院が点在し、地域の歴史と文化を感じることができます。上里町は、訪れる人々に安らぎと活力を提供する、自然と文化が調和した魅力的な地域です。
養殖場の仕組み
建物屋内に直径8mの水槽を6基配置し、陸上でうなぎを飼育しています。
私たちの陸上養殖プラントでは、飼育水をバクテリアによる浄化と物理的なろ過を行い、循環させることで排水を極力抑えています。
また、自然環境よりも多くの酸素を供給することで、魚を元気に育てるシステムを導入しています。
従来の方式と異なる陸上養殖のメリット
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自然環境の影響を受けない
天候や気温等の変化による影響を受けにくい
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場所の制約が少ない
海や川が近くになくても飼育が可能。消費地で養殖をすれば輸送等のコスト削減も図れる。
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外部環境への負担軽減
飼育に必要な水がわずかだったり、濾過された水が排出されるなど、環境への負担も考慮。
私たちのこだわり
養殖場の近くを流れる神流川は平成の名水百選に選ばれ、たびたび関東一きれいな川に認定されるなど、関東有数の清流です。その恵みを十分に受けた良質な地下水を使用しています。
うなぎが健康に育つためには、徹底した水質管理が重要です。私たちは毎日水質検査を実施し、厳しく管理することで、うなぎが健やかに育つ水環境を維持しています。
うなぎの状態に合わせて2種類の餌を使い分けています。
また、地元名産を使用した代替飼料の開発も進めています。